フリーが法人成りして銀行口座をつくるなら、ゆうちょ銀行で決まり!
会社をはじめて5年目。
自分で代表をやりながらバックオフィスの仕事もやる。
バックオフィスの仕事を家族に手伝ってもらって
微々たる給料を払っているが
大きくは一人で仕事をしているといっていい。
フリーランスで会計を法人扱いにしているやりかたでやってきている。
設立当初から法人口座としてゆうちょ銀行を利用してきた。
いろんな観点で見ると、それぞれのメリットはあると思うけれども
ぜひ一人会社や数人の小さな企業にはゆうちょ銀行をおすすめしたい。
以下メリットをまとめます。
①ゆうちょ銀行同士の振込をATMで行うと手数料がかからない。
会社にすると、基本的に毎月給料を支払わなければならない。
一人会社をやってるからといって、会社のお金を個人的に使うことはできない。
(その場合は経費にならず、税金が増す。)
なので法人口座から自分の個人口座に振り込みを行うことになる。
毎月数百円だけれども、年に12回あると馬鹿にならない。
うちは家族3人にも支払っているので
結構大きい。
②口座維持手数料がタダ。
個人の口座では当たり前でも、法人口座では口座維持手数料をとるところが多い。
メガバンクでは1000円とか2000円とかかかってくる。
ネットバンクだと、維持手数料がないところもあるが、
維持手数料タダ、同行間振込タダの組み合わせを満たすのは私が調べたところだと
ゆうちょ銀行だけだ。
③メジャーな銀行である。
これは商売をする上で効いてくる。
どこの誰かわからない聞いたことのない会社、
とりわけ私は合同会社なので振込口座名はド)●×みたいになる。
振込先がネットバンクのあまり聞いたことない銀行で、支店名も
ミカン支店とかで名義人が ド)●×‥
IT関係やそういうところになじみのある業界ならいいですが、
そうでないと怪しさは倍増します。
そういう点でもゆうちょ銀行は市民権をえているので良い。
デメリットは?
1.ゆうちょ銀行のデメリットは、振込先の支店名が001とか、数字なので
フリガナを書いておかないと
得意先の経理がゆうちょ銀行に振り込んだ経験がないと、
そんな支店名はないと電話がかかってくる。
001ならゼロゼロイチなので、セで検索をかけないといけない。
2.倒産防止共済の引き落としに使えない。
零細企業としては利益の波が当然ある中で、
資金のやりくりをしていかないといけない。
利益が出ている企業は中小企業倒産防止共済を利用する人も多いと思う。
ただ指定金融機関からしか引き落としができないので、
指定金融機関にゆうちょ銀行は入っていないので、
倒産防止共済用にもう一つ口座が必要になる。
ここでも法人口座でなければならないので、
指定金融機関から口座維持手数料が無料なものを探す作業が必要になる。
当方は東京で仕事をしているので幸いにも
東京シティ信金が口座維持手数料無料で開設できたので、
今はこの2つの会社の口座を使っている。
まとめ
会社も社員個人の給与振込の口座もゆうちょ銀行でそろえておくと
余計な手数料が発生しないのでいいですよ。
ネットバンキングもありますし、それなりにセキュリティーにも力入れているみたいです。(FireFoxでログインできなくなりましたが…)
これから法人化しようとしている人にはオススメです。