安心ではなく安全を考えないといけない。混同はしてはいけない。
今日は太陽光のメンテナンス業務についての打ち合わせを先ほどしてきました。
当初の予定よりも年間メンテナンス料が上がり、
かつ単年契約じゃなく、FIT期間の20年を全部契約したいとのこと。
僕らお客からの要望を反映するために
金額が結果上がっているとのこと。
個人的にはその金額でサービスの拡充を望んだけれど
まあ物理的に無理な部分はあるわけで。
納得して契約を進めることになりました。
メンテナンスの話なので、安心、安全という言葉はよく出てくる。
安心と安全。
これをとり違うとえらいコストがかかってしまう。
安全は事実。安心は気持ち。
安全であることは安心を産むけど、
安心だからといって安全とは限らない。
この本の受け売りですが。
保険なんかは安心を売る商品。
補償内容が自分の安全の基準までいっているかどうかを
本当にきっちり判断しないと
保険会社の売り上げに貢献するだけになってしまう。
経営というのはいいことを予想するのではなく、
最悪をどれだけ厳密にシュミレートしておくかが仕事のひとつだと思ってます。
不慮の事態で思考停止に陥ったら、
生身で戦場に立ってるようなものなので、もう一気に死に近づきますから。
なんでメンテナンス契約にしても
価格に乗せられているされて安心という部分が
自分の納得できる範疇のコストなのかどうかを吟味しました。
そうやって整理すると、契約にあたって自分がどういう判断基準で
見ていけばいいかが整然としてやりやすかったし、
自分の思考もまとめやすくて、結構いいな、と思いました。