投資には勝利よりも勝ち誇るに値する敗北がある

失敗に学びながら投資で一本立ちを目指すフリーランスの日記

小型風力発電の個別セミナーに行ってきました。

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太陽光はFIT価格が下がってきているところに、

ようやく認定基準ができて盛り上がり始める小型風力発電。

ちょうど太陽光の40円の頃と似ています。

いますぐ風力始めようとは思ってないんだけれど

しっかりトレンドは追いたいなと思っていて、

たまたま時間が取れたので

小型風力発電の個別セミナーに行ってきました。

 

具体的にいま購入できる物件の詳細を見ながらいろいろ質問できたことで

いろんなことが見えてきました。

 

太陽光だと大体どんな物件でも10%の利回りになるように

業者側が逆算して価格設定してくるので、

ワット数とFITいくらか、で大体の価格レンジが見えるのですが、

風力はそうはいきません。

 

認定された機材に価格差、発電量に違いがあり、

同じ20kW弱でも価格も売電シミュレーション額も全然違う。

 

そもそもNEDOの風況マップがどれくらい実際のものと

リンクするのかも結構読めない。

管理やどういうトラブルがよく起こるかも

まだ読めないし事例もないので

焦って突っ込んでく市場ではないと思って

 

NEDOはおよそ地上から30Mでの計測。

風車は10数メートルから20数メートル。

この土地はこれくらい風吹きますよ、というのは

物件情報に載っているが

それはNEDOの値を8.5掛けとか8掛けとか、

業者のさじ加減で数字を書いてるっぽいです。

下手するとNEDOの数値まんまを出してるとこもあるとか。

 

風車の背が高ければ

高いほど風も強くなるので

逆に言うと

あまり背の高くない風車の物件の場合は

NEDOの風況マップを見て自分なりに想定するのが大事かもしれない。

 

今回セミナーを受けさせてもらったところは

エネラ社の風車でやってるところで、

1区画に対して6機の風車を立てる方式。

 

メリットは狭い区画の中でも

風の受け方は違いが出るので6個に分散してアベレージが取れる。

あと故障した時に故障してない風車は発電し続けられる。

あと安い。

業者側としても背の低い15m以下の風車だと

いろんな建築法とかにも引っかからずめんどくさいことが減り、

土地の申請も取りやすいのだとか。

 

逆1つ多くな風車を立てる方式だと、

風車や建設費にお金がかかるんで、

エネラの物件みたいに

2000万円台ではやれないだろう、とのこと。

 

デメリットは

背が低いので風がどこまでふくのか事前にわかりにくい。

1区画に6機立てることでも風の流れが変化する。

そういう状況でシミュレーション通りの結果が出るのか?

 

まあシミュレーション通りの結果が出るかどうかは

どんな風車でも不安なところではあるのだけれど。

 

とりあえずいろんな会社に聞きに行って、

自分なりに納得いく風車を絞っておくというのがいいのかなあと思いました。

今度は違うタイプの風車で分譲小型風力発電をやってるところのセミナーに

いけたらいってみようと思う。