投資には勝利よりも勝ち誇るに値する敗北がある

失敗に学びながら投資で一本立ちを目指すフリーランスの日記

アガウッド投資を始めます。

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今年は立て続けに新規案件に資金を投下してますが、

さすがに今年はこれで最後になると思います。

 

アガウッド投資。

沈香というお香を作って売るスキームに投資です。

 

まずあまり馴染みのない沈香(じんこう)の説明をすると、

お香です。天然香料。見た目は木。香木の一種。

 

ウィキペディアやいろんなウェブページから要約すると

東南アジアに生息するジンチョウゲ科ジンコウ属の植物である沈香木などが、

風雨や病気・害虫などによって自分の木部を侵されたとき、

その防御策としてダメージ部の内部に樹脂を分泌、蓄積し、それを乾燥させ、

木部を削り取ったものである。

香りがでるのは樹脂の部分で、樹脂がたくさんつくと、木なのに水に沈むので、

中国では沈香や沈香木、

 

古代インドのサンスクリット語で重い、水に沈む、というaguru(アグル)またはagaru(アガル)というとこからアガウッドとと呼ばれたりしています。

 

非常に貴重なものとして乱獲された事から、現在では、ワシントン条約の希少品目第二種に指定されている。

 

なのでマーケットはすくニッチです。

 

 

そのぶん価格は安定しているとも言えます。

この投資が成り立つのは

投資先の会社が木に対して独自のバクテリアを注入して

人工的に沈香を作り出すノウハウを持っていること、

またAgarwood はワシントン条約による絶滅品種対象であるため、人工栽培も国の届出が必要となり、マレーシア林野省管理となるので、そのへんの認証手続きをきちんと受けていることで参入障壁になっていること。

台湾と中東に販路があって収穫した沈香をきちんと売れる、という

3つが揃っているのでて安定した利益が見込める、ということです。

 

実際の投資としては

100本単位で木(AQUILARIA SINENSIS)を購入します。

投資された一本一本にタグがつけられ、どの投資家のものか厳格に管理されます。

2−3年で沈香が取れ、売却後、投資家に利益が分配さる、という流れです。

一本あたりから取れる沈香の量は保証されていて、

木にトラブルがあった場合は交換してくれます。

 

数年前からオススメされていたのですが、

リンギ建なのと、一口あたりが結構大きい金額のため、見送っていました。

 

今回はたまたま投資先の会社がオフィス拡張のため自社の持分のアガウッドを放出することになったため限定本数で投資募集があったのでそれに乗ることにしました。

現状のレートで問題なくイグジットできれば最短2年で4倍以上になる見込みですが

今後どうなるか見守っていきたいです。

契約書をとりかわし、送金手続きもしたので、あとは無事に育って

ニッチなマーケットが荒らされることなく時が過ぎてくれればいいなと思います。

 

今年は3つ高利回りの投資(石炭投資、シンガポールエアラインチケット卸売投資、アガウッド投資)に思い切って投資したので

この3つが順調に数年後イグジットできるよう祈ります。

 

この3つが無事イグジットできれば資産がひとまわり大きくなってまた新たな投資家としてのステージへいける気がするので。