スイスフラン暴騰!通貨安戦争から通貨高戦争になっていくのか?
スイスフランものすごい動きしてますね。
伝統ある金融立国、はること半端ないです。
スイスの中央銀行がスイスフラン高を食い止めるためにやっていた
無制限介入する防衛ラインの撤廃をとつぜん発表したかららしいですが。。。
瞬間的とはいえ115円→162円って為替でやっちゃいかん動きでしょ!
47円って。。。。
瞬間的なんで115円から130円台にチャートを描いているサイトも多いけど。
つーか数時間で15円ってのもないけどね。。。
2011年に防衛ラインで無制限介入しますって言った時も97円→90円に急激なスイスフラン安
起こしてますけど。。。。
スイスは中央銀行の力が強いんですね。さすが金融立国。
情報が漏れず、株価の暴落恐れず、段階的でもなくスパッと介入やっちゃうのがすごい。
ギリシャのユーロ脱退懸念から、スイスフランへの流入が高まりそうなところで
この決定は介入資金では防ぎきれないという諦めという声もありますが、
自国通貨高にメリットを見いだしているのかもしれません。
スイス株式市場は暴落しましたけど。
基本的に自国の通貨高は国に取っていいことなはずで、
グローバル化、フラット化する社会で購買力を持つための戦略にも見えます。
究極的に自国通貨が強くなれば世界を買ってしまえるわけですから。
アメリカは0金利から脱却しようとしはじめますし、
通貨安か通貨高か、各国の国策が分かれてきそうですね。
海外投資をするものとしてちゃんとウォッチしていきたいと思います。