働き方の転換点は近いのか。
サラリーマン時代からすごく感じていた
搾取されてる感じ。
国から、上の世代から、会社から。
みんななんとか今を逃げ切るのが必死で
自分が割り食ってる感じがしてたまらなかった。
守られた大企業じゃなくて、そこそこの中小企業にいたから
より顕著に感じたのかもしれない。
会社を辞めて独立したときに思ったのは
人を雇うのは無理だなとまず思った。
自分がされていていやだったことをいなければならないのは
すごく抵抗がある。
会社という組織に
自分自身が雇われていて良かったと思ったことがほとんどないから、
(個人に対して育ててもらったという恩義は個人的には感じています)
余計に。
一人で独立した後に、人を雇うという、ということは
なにかやってほしいことがあって、
それをアウトソーシングするよりは安い値段で
しかもクオリティ高くやってもらいたいか、
金を生み出してもらう手伝いをさせて
増えた分からピンハネして給料を払うか、
ということなんだと思うんだけど、
それって雇われる側から見て満足度を得られる状況にするのって
すごく難しいんじゃないだろうかと思ったからだ。
現に下の記事のように、
労働分配率、14年4Qは「過去20年で最低」に | ロイター | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
労働者にはもう分配がいきわたらない仕組みがジワジワ浸透していて
そろそろそれが当たり前にさえなろうとしていると思う。
そうなると自分の次の世代には
大企業に入るのを目指すということ自体がナンセンスで
自分で稼ぐ力をつけて必要に応じて企業に力を貸してやる、
くらいのところにいかないと、
昔の荘園制度の小作人のようになってしまうのではとさえ想像する。
フリーランスが正しい選択とはいわないけれど
労働分配率が上がっていくことは、
消費税が下がっていくことと同じくらい
なさそうだと思うので、
そういう世の中で、どうフリーとして立ち位置を確保するか、
意識してやっていきたい。