投資には勝利よりも勝ち誇るに値する敗北がある

失敗に学びながら投資で一本立ちを目指すフリーランスの日記

フリーランスはどれくらいて、不安から解放されるのか。

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現在フリーになって7年目。

(法人ではあるけど実態は1人で会社をやってます)

サラリーマンをやめて独立する時には、これから先やっていけるのだろうか?

年を取った時に果たして仕事はあるのだろうか?

家族を養っていけるのか?

いろんな不安が押し寄せた。

サラリーマン時代だってこれから先どうなるのか?出世できるのだろうか?給料は上がって行くのだろうか?そもそも会社自体も20年、30年後も成長していってるのだろうか?

等々、不満と不安がごっちゃになっているとはいえ不安があった。

 

だけど会社をやめてフリーになった時には比にならない不安と対峙することになった。すべての選択を自分の責任においてやらなければならないことで、不満と不安がごっちゃになったところから、不満については自分の決定したことだから、自分で消化していかざるをえなくなり、どうにもならないものは、不安なこととしてはっきりラベリングされる。そしてその突きつけられた不安と対峙しながら前に進まないといけない。

 

もちろん不安と一緒に自由もやってくるのでフリーなってよかったと思ってるし、もしフリーなるか悩んでいる人に相談されたら、フリーになる事を勧めるだろう。

ただ今回はフリーと不安について書こうと思っているのでフリーのいい点はまた今度書きます。

 

話をもどすと、

フリーになって、今もその不安が消えることはないのだけれど、でも会社を、やめたばかりの頃に比べれば随分不安は軽くなった。

サラリーマンの時の不安の量と体感的には同じくらい。

順調に仕事があることも大きいけど、

フリーになって仕事してる時間が15000時間を超えたあたりから感覚が変わってきた。

 

よく仕事は10000時間超えるとプロとして1人前みたいな事を聞くけど、

サラリーマンからフリーになってフリーの感覚を確立するのには10000時間では私個人としては足りなかったなあと思う。

もちろん仕事自体は会社員時代から変わってなくて技術職であることもあいまって10000時間というのは体感的にもブレイクスルーも感じたし、20000時間超えた時もまた一段ブレイクスルーを感じることがあった。

 

ただフリーランスという立場に対しては、私の親族や親しい友人含めてフリーランスがほとんどいないため、ロールモデルが見えず、この先どうなるのか、みたいな不安が10000時間超えても慣れることはなく、これとずっと付き合っていかないといけないのかなぁと思っていた。

 

ただ15000時間を超えたあたりから腹がすわった。これでいくしかないんだなぁという諦めにも近い感覚でもあるんだけれど。

 

サラリーマン時代と同じくらいの時間をフリーでも過ごしたことによって、フリーである事が自然に感じられて、普通の状態になったのかもしれない。

精神的には一段安定した状態になっていて非常に心地よくなってきた。

 

今の仕事が年とっても続けられないの明白だけど、50手前くらいまではなんとか働いて今から投資家としてのセカンドキャリアに向けてシフトしていけるよう頑張って、それでもダメならその時また何か仕事を探せばいいのかなと。

サラリーマンがダメでも個人の隙間な仕事は意外と世の中には存在しているし、新しい職業はこれから増えてくる。例えば今で言うドローン操縦士とか。

 

フリーは不安定なのは確かだけど、不安定なことに人は順応できる素養があるので、不安定だけがネックならフリーになった方が良いと思います。(もちろん仕事がフリーでもうまくいくかはキチンと見通せていたほうがよい。フリーという生き方が不安定という部分では、そこは順応していけるよ、という話です。)