国をみんなで作っていくというよりは、国という制度をどう利用するか。
三菱東京UFJが負債になる国債なんか引き受けらんねーよ、
なんていってますね。
経済合理性からいけばまあ正しいんだけど、
こういう方向になっていくのならパナマ文書だってなんら叩かれる必要はないし。
でかい銀行はいざというときには国に救ってもらったり、
不良債権問題から何年も税金払わないで利益を出してこれたり
そういうことはやってもらうけど
損することはやりません、みないな感じに見えるんだよなあ。。
もしそうなら、大恐慌があった場合は国の救済ルールは適応されません、
グループ内でなんとかしてね、ていわれてもいいくらいの距離感を国と取ってやっていってほしいものだ。
困ったときだけ国に頼ろうとするのはなんか負に落ちないので。
国の制度のいいとこ取りを大企業にされるようになると
そもそもの税収システムが崩れるようなことになりそう。
まあもう崩れ始めているんだろうけど。
国というものがそこに住む人が作っていく、というところから
自分に有利なシステムを有する国を場合によって使い分けながら
利用していく、という風になっていくんだろうか。
国が先か、人が先かを突き詰めると、富裕層の人が勝ち残るんだろうなあ。。。